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初心者でもできる!底が抜けない型で作るチーズケーキの外し方

キッチン周りの知恵袋
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チーズケーキを手作りするとき、

「型からうまく外せない……」

という悩み、ありませんか?

特に底が抜けないタイプのケーキ型は、取り出しにくくて失敗しがち。

でも大丈夫。
ちょっとしたコツを押さえれば、初心者さんでもきれいに外せますよ。

今回は、底が抜けない型を使ったチーズケーキの外し方や型の選び方、原因と対策まで、チーズケーキ作りが初心者さんの目線でわかりやすくご紹介しますね。

初心者さんでもできるケーキ型の外し方

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レアチーズケーキの外し方

レアチーズケーキは冷やして固めるタイプなので、冷蔵庫でしっかりと4時間以上冷やすことが基本です。

固まりが甘い状態で無理に型から外そうとすると、形が崩れてしまうことも。

外すときのコツは、まず温めたふきんを型の外側に数秒~10秒程度あてて、型の金属部分をほんのり温めること。

これにより、ケーキと型の間に少しずつ隙間ができて、外れやすくなります。

その後、やさしく型を揺らしながら、空気を少しずつ入れていきます。
特に側面に空気を入れるイメージで、ゆっくりと動かすのがポイント。

ケーキの表面を傷つけないように、ゴムベラや竹串など先が丸いもので型とケーキの間にやさしく差し込んでもOKです。

これらのステップを踏めば、初心者さんでもスムーズにレアチーズケーキを型から外すことができますよ。

ベイクドチーズケーキの型からの外し方

ベイクドタイプは、焼きあがってからしっかりと冷ますことがとても大切です。

まずは焼きあがった直後にすぐ型から外そうとせず、室温で1時間ほど置いて粗熱をしっかり取ってあげましょう。

粗熱がしっかり抜けたら、ケーキを冷蔵庫で1~2時間ほど冷やすことで、内部の水分が落ち着いて形が安定し、型からも外しやすくなります。

特にチーズケーキは冷やすことで味も引き締まり、切り分けたときの断面もきれいに仕上がるんですよ。

その後、型の縁をナイフでそっと一周なぞるようにして、生地と型の間に隙間を作っていきます。

ナイフはゆっくりと動かし、ケーキにダメージを与えないよう注意しましょう。
そして最後に、底をゆっくりと押し上げるイメージで取り出します。

力を入れすぎず、ケーキの重みを利用しながら少しずつ型から外していくと、きれいに取り出せますよ。

底が抜けない型の特徴

底が抜けないケーキ型は、側面と底が一体になっているため、生地が漏れにくく、初心者にとっては安心なアイテムです。

生地を流し込んでも隙間から漏れる心配がなく、特にレアチーズケーキやムースケーキなど、柔らかい生地を扱う際には大きな安心感があります。

さらに、金属製やセラミック製など素材によっては熱伝導も安定しており、焼きムラができにくいのも嬉しいポイント。

耐久性も高く、繰り返し使用しても形が崩れにくいため、長く愛用できるのも、金属製の魅力のひとつ。

また、形がシンプルなので、収納の際も他の調理器具と重ねやすく、スペースを取らないのも家庭にはありがたいですね。

ただ、取り出しやすさという面では、底が抜ける型に比べてやや不利。
焼き上がったケーキを傷つけないように、取り出すには少しコツが必要になります。

ケーキ型から外れないときの主な原因

  • 生地がしっかり冷めていないため、取り出すときに柔らかすぎて形が崩れてしまう
  • 油分が足りず、ケーキ生地が型に密着してしまい、外すときに表面がはがれてしまう
  • 焼きムラができて側面が固まっておらず、部分的に生焼けになっている
  • 型の内側に凹凸や傷があり、生地が引っかかってしまうことも
  • 冷却時間が足りないまま無理に外そうとすると、ケーキの側面が割れてしまう

以上が、ケーキ型から取り出せない主な原因です。

ですので、事前の準備として、型の内側にしっかりとバターやオイルを塗ったり、クッキングシートを丁寧に敷いたりすることが重要。

さらに、焼き時間の管理はもちろん、焼き上がった後の冷却時間もしっかり確保することが、きれいに取り出すための大切なポイントです。

ケーキが型から外れない原因と対策

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生地が型にくっつく理由

バターやオイルをしっかり塗っていない、またはクッキングシートが正しく敷かれていない場合、ケーキ型に生地がくっついてしまい、ケーキを取り出すときに崩れやすくなってしまいます。

特に底が抜けない型では、底面のくっつきが強いときれいに外すのが難しくなるため、事前の下準備がとても重要です。

型に塗る油分は、バターを常温で柔らかくしてからハケでまんべんなく塗るのがコツ。
さらに小麦粉を薄くはたくと、より効果的にくっつきを防げます。

クッキングシートを使う場合は、型のサイズに合わせて丁寧にカットし、底と側面をしっかり覆うようにセットしましょう。

角やカーブ部分にシワが寄らないように工夫すると、ケーキの仕上がりも格段にアップ。

こうした準備がしっかりできていれば、焼きあがったあともスムーズに外せて、見た目もきれいなケーキが完成しますよ。

生地に空気が入らない方法

生地を型に流し込んだら、すぐに型を数回軽く台に打ちつけて、気泡をしっかり抜いてあげましょう。

この工程はとても大切で、生地の中に残った空気が浮き上がることで、焼き上がりの表面がボコボコしたり、ヒビが入ったりするのを防ぎます。

また、型を台にトントンとすることで、生地の厚みも均一になり、焼きムラの予防にもなりますよ。

気泡のサイズが大きい場合は、竹串やスプーンの先などで軽くつついて空気を逃すのもおすすめです。

特にチーズケーキのようにしっとりした生地は、空気が残りやすいので、このひと手間を忘れずに。

見た目も美しく、食感もなめらかな仕上がりになります。

クッキングシートの便利な使い方

ケーキ型の底と側面にクッキングシートを敷いておくと、型から外すときのストレスが軽減され、ケーキの表面や形を崩す心配がぐっと減ります。

特に底が抜けない型では、ケーキをひっくり返すなどの工程が必要になるため、シートを敷いておくことは必須とも言える工夫。

あらかじめ型に合わせて底用と側面用にカットしておき、ぴったりと敷き詰めておくと、焼き上がったケーキが型にくっつかず、スルリと外せるようになります。

また、焼きムラを防ぐ効果もあり、より美しい仕上がりに。

シートが浮きやすい場合は、バターをうすく塗ってから貼り付けると安定しますよ。
見た目の完成度を高めたいときや、型崩れが気になる方には特におすすめの方法です。

底が抜けない型の準備と生地の作り方

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バターと生地の準備

型の内側全体にバターをムラなく塗ることで、焼きあがった後の生地が型にくっつくのを防ぐことができます。

バターは常温で柔らかくしてから、ハケや指を使って隅々まで丁寧に塗るのがポイント。
特に角やつなぎ目部分にも忘れずに塗り込むようにしましょう。

そのあと、薄く小麦粉をふるっておくと、さらにくっつきにくくなり、ケーキをきれいに外しやすくなります。

粉はふるいを使って薄く均一にふりかけ、余分な粉はトントンと叩いて落としておくと仕上がりもスムーズです。

そして生地作りの段階では、材料をよく混ぜ合わせ、だまができないように注意することが大切。

粉類は事前にふるっておき、液体類と合わせるときは数回に分けて混ぜるとムラになりにくくなります。

ヘラや泡立て器を使って、底の方までしっかり混ぜることを意識してくださいね。
生地が均一でなめらかだと、焼き上がりもふっくらときれいになりますよ。

均一な生地を作るコツ

材料は室温に戻しておくことが基本です。

冷たいままだと、バターや卵、牛乳などの素材がうまく混ざり合わず、だまや分離の原因になってしまいます。

特にバターは常温でやわらかくしておくことで、ほかの材料ともなじみやすくなり、ふんわりとした生地に仕上がりますよ。

泡立て器を使って、まずはバターと砂糖をしっかり混ぜることで空気を含ませ、生地を軽くするのがポイント。

そこへ卵や牛乳などを少しずつ加えながら混ぜていくと、分離しにくく、なめらかな生地にまとまります。

ムラなく均一に混ぜることで、焼き上がりのケーキの見た目や食感にも差が出ますので、時間をかけて丁寧に混ぜましょう。

美しい焼き色やきめ細かな断面に仕上がりやすくなりますよ。

オーブンでの時間管理

予熱を忘れず、レシピに合わせた焼き時間を守ることが大切です。

オーブンは設定温度に達するまでに時間がかかるため、焼き始める前にしっかりと予熱しておくことで、焼き始めから生地に均一に熱が伝わります。

予熱が不十分だと、ケーキがきれいに膨らまず、生焼けの原因にもなってしまいます。

焼き時間もレシピ通りにするのが基本ですが、オーブンの機種によって微妙な温度差があるため、様子を見ながら調整することも必要です。

また、焼いている途中でオーブンの扉を何度も開けてしまうと、オーブン内の温度が大きく下がってしまい、焼きムラやケーキの沈み込みにつながることがあります。

どうしても中の状態を確認したい場合、焼き時間の終盤に一度だけ、素早く開けてチェックするようにしましょう。

オーブン内の環境を安定させることが、ふっくらきれいな焼き上がりに仕上げるためのポイントです。

底が抜けない型で作るチーズケーキの外し方まとめ

底が抜けない型でも、事前の下準備とちょっとした工夫をしっかり押さえておけば、チーズケーキをきれいに取り出すことができます。

レアチーズケーキは冷やす時間と外すタイミングがポイント。
ベイクドタイプは焼き加減と冷却時間をしっかりとることが成功の秘訣。

どちらのタイプも、それぞれの特徴をきちんと理解していれば、見た目も味も大満足の仕上がりに。

さらに、使う型の素材やサイズによっても扱いやすさや焼き上がりが変わってくるので、何度か試して自分に合った型を見つけるのも楽しいですよ。

お気に入りの型が見つかれば、ケーキ作りのモチベーションもアップ。

あなたらしいアレンジやトッピングを加えて、オリジナルのチーズケーキ作りをぜひ楽しんでくださいね。